みやくぼ GUIDE MAP(園内施設紹介)
みどりの丘、ことりの丘の幼稚園。
自然豊かな教育環境のなかで、子ども達にとっての桃源郷・シャングリラでありたいと日々保育にあたっています。
私達の宮久保幼稚園がどんなコンセプトで作られた施設なのかご紹介したいと思います。
正面・エントランス
- 正門から園庭までのエントランスは、ゴムチップ舗装された道。足にやさしく、転んでも擦りむけないように配慮されています。なお屋外の通路・階段はすべてゴムチップ舗装されています。
- エントランスは花がたくさん咲いています。 子どもたちは、たくさんの花に迎えられ、元気に登園します。
- エントランスは木々の豊かな緑に囲まれています。夏には心地よい木影ができ、冬には気持のよい日なたとなります。子ども達は園庭だけでなく、エントランスでも自然と親しみながら遊んでいます。
- 水辺の生物を観察できるように池があり、メダカやタニシ、ドジョウ、大和エビが飼育されています。 池に水をそそぐ、しょんべん小僧は初代園長がベルギー・ブリュッセルのしょんべん小僧に感動して昭和38年頃に購入したもの。 42年開園以来、池を守っています。
- エントランスの終わりに、年長児が動物当番で世話をしているウサギ小屋があります。 現在の物は2代目で、子ども達が自由に動物とかかわれるように設計されています。 鳥インフルエンザが発生する前は、ウサギのほかにチャボも飼育していましたが、安全を考え、現在は鳥類の飼育は一切行っていません。 ウサギの名前はあんちゃん。 子ども達のアイドルです!
- 園庭が見えて来たエントランスの終わりに、ボードウォークの入口(園庭を正面に見て右側)があります。 雨の日、ぬかるんだ園庭を歩かず園舎に行かれる、乳母車が快適に通れるなどを考えて設置された道(ボードウォーク)です。 軽井沢ショッピングプラザのWEST館をヒントにしました。
- 年中保育室前のボードウォーク
- さくらデッキ横のボードウォーク
- さくらデッキを登ると年長玄関です。
- ボードウォークの終点から見た東ウィング。 ボードウォークは園舎を回遊しています。
東ウィング
- 東ウィング1階は年中児保育室、2階に年長児保育室があります。 コンクリートの塔が玄関で、1階は年中玄関、2階は年長玄関です。 なお、玄関は学年別にあり、一箇所に集中しないよう考慮されています。
- 保育室は廊下扉を工夫してオープンでもクローズでも使えるようになっています。 教育活動の内容により、部屋の環境を変化させ整えることはとても大切だと考えています。
- 保育室は廊下扉を工夫して、オープンでもクローズでも使えるようになっています。 教育活動の内容により、部屋の環境を変化させ整えることはとても大切だと考えています。
- 保育室には黒板があり、部屋の中心を子ども達が意識できるようになっています。 可動式の壁面で黒板がopen・closeになり、保育室の環境構成を様々に演出できるように配慮されています。 なお部屋の照明はLED照明を採用して、環境にやさしい省エネを目指しています。
- 子ども達の使う家具は、すべてオリジナルで設計し製作しました。 特に毎日使うロッカーは、一人で一カ所を占有するロッカーを製作。
用品・衣類・カバン等、個人の持ち物は一つの場所で整理整頓します。 - 椅子と机もオリジナルで、韓国で製作しました。椅子は市販の物より座面を大きくして安定感・座り心地を良くしました。 机は宮久保幼稚園設立以来2人用机を使用していますので、2人机を製作しました。 写真のようにグループにしたり、黒板を正面に見れるようにスクール形式にしたり、中心の先生を皆が見ることができるコの字に並べたりと、教育内容により保育環境を作ることができる机です。
- 保育室前の廊下の広さは1m80㎝あり、保育室の廊下扉を開放すると廊下も保育室として使用できるようになっています。
- 年中・年長児の手洗い場、トイレは保育室外に設置され、年少児の配置(保育室内にあります。)とは異なっています。 理由は小学校以降の学校生活の環境を考え、同じような環境を整えることで基本的な生活習慣に早くからなじめるように配慮したためです。 なおトイレは乾式トイレで、タイルの床では実現できない乾いた衛生的な環境となっています。
さくらカフェ・テラス・デッキ
- 東ウィングと北ウィングがつながる部分に「さくらカフェ」があります。 さくらカフェは子ども達のランチスペースで、保育室では味わえない、レストランで食事をする雰囲気を楽しむスペースです。 みんなで食事をする楽しさ、おしゃべりをする楽しさを「さくらカフェ」で味わって欲しいと願っています。
- さくらカフェに隣接してあるのが、給食調理室、厨房です。 市川市の幼稚園では初めての自園調理の給食で、さくらランチという名称で子どもたちに親しまれています。 なお、厨房前にはエレベーターがあります。 普段はさくらランチの運搬に使用していますが、怪我をしたときなども使用できる、ホームエレベーターです。
- さくらカフェで昼食風景。 1クラスが食事をすることができる広さがあります。 階段下には寝転んで絵本を読むことができる空間があり、子ども達より大きなぬいぐるみが待っています。
- さくらカフェで、さくらランチを楽しんでいる子ども達。 温かい食事、味噌汁などの汁物、ラーメンなどの麺類。 宅配弁当形式の給食では味わえない、さくらランチは子ども達に大好評です!
- さくらカフェの屋外(さくらデッキの下)が、「さくらテラス」です。 オープンカフェの空間で、食事を楽しんだり、クリスマスツリーなどを飾ったりするつどいの広場です。
- 心地よい風が吹く日には、さくらテラスで、さくらランチをみんなで楽しみます。
- オープンカフェができない冬は、クリスマスツリーなど季節行事の飾りが、子ども達の心を豊かにしてくれます。
- 園舎のシンボル、桜の下には桜ガーデンがあり、7人の小人とともに季節の花々がさくらテラスを彩ります。
- 園庭から園舎へ向かう階段を登った所が「さくらデッキ」です。 年長玄関・さくらカフェ2F外部出入口・おひさまホール外部出入口に面していて、園庭全景を見ることができます。
- 園舎のシンボル、桜の木をさくらデッキから見ることができます。 さくらデッキで楽しむお花見は、とても格別なひと時です。 昭和42年の開園当時に植えられた桜が、これからも子ども達の成長を見守っていきます。
- さくらデッキの階段横に、非常用避難滑り台があります。 消防法で設置が義務づけられている滑り台ですが、宮久保幼稚園では常に使えるようにこの場所に設置しました。 年長児は毎日この滑り台を利用して外遊びにでかけ、遊具として使用しています。年長にならないと滑れない滑り台。 ちょっとした工夫が遊び心を豊かにしてくれます。
北ウィング
- 北ウィングは1階に年少児保育室・職員室、2階におひさまホール・和室・会議室等があり、園児スペースだけでなく未就園児クラスなど多目的に利用されています。
- 年少玄関からみた園舎内。 学年ごとの独立した玄関は、子ども達の導線を考慮して設計されました。 3学年に分けたことで、導線がスムーズになり快適な園生活になっています。
- 保育室の広さや基本的な設備は年中・年長児の保育室と同じですが、年少児の保育室で異なる点は、手洗いとトイレの場所です。基本的な生活習慣の自立が不充分で、体力的にも、精神的にもまだ未発達なところが ある年少児は、すぐに手を洗え・すぐにトイレができることを大切にして保育室内に手洗いを、トイレを部屋の隣に設置しました。
- 北ウィングの2階におひさまホールがあります。 その名前のように日当たりがとてもよく、明るく気持のよい空間です。普段は3部屋として使えるように、可動式の壁によりおひさま1・2・3の3つのスペースに分かれています。 2歳児クラス「ぱれっと」も、おひさま1で行われ ています。 またおひさまホールは縦方向でも横方向でも使えるように設計され、発表会・入園式、卒園式・クリスマス会などそれぞれの内容によりホールの使用を変更できるようになっています。
- 北ウィング1階・2階の大人用トイレには授乳スペースとおむつ交換台が設置されています。
- 北ウィング2階に10畳の和室があります。 ピュア(0~1歳児)、わくわく(預かり保育)で使用してします。 預かり保育では家庭に帰ったような環境で、子ども達が過ごせるようにしたいと考え和室が設置されました。
- 和室では、ピュア(0~1歳児)も行われ、写真のようなベビーマッサージなど様々な活動に利用されています。
- 北ウィング2階の窓は、季節ごとに色々な飾り付けがされます。 窓を見上げ、季節を感じるような遊び心を大切にしたいと思っています。
園庭
- 園庭中央部は西洋芝(ティフトン)がオーバル状に植えられています。 芝生の感触は大人でも気持が良いもの。 子ども達の遊びや活動を豊かにしています。 なお芝生にはスプリンクラーが設置され、井戸水を使い散水するシステムが導入されています。
- 園庭西側には砂場や総合アスレチック遊具が設置されたエリア、おひさま広場があります。 子ども達はおひさま広場で思う存分に外遊びを楽しんでいます。
- おひさま広場の大きな砂場では、子ども達が思う存分に砂遊びを楽しんでいます。
- おひさま広場と北ウィングに隣接する場所に、おひさまテントがあります。 全天候型活動スペースで、雨が降っても子ども達が集い、活動ができるように計画された場所です。 夏はプールを設置して紫外線を防いだり、冬はお餅つきなど雨が降ってはできない行事をここで実施します。
- おひさま広場の隣、倉庫の前が未就園児専用の「ぱれっと広場」です。 この場所で水遊びを楽しんだり、木陰で絵本を見たりしています。
全景・セキュリティ
- おひさま広場から見た園舎全景
- 子ども達の安全を守るセキュリティーシステムを整えることは大切なこと。 正門は常時オートロックされ、カメラインターフォンで許可をもらわない限り、園内に入ることができません。 また園内外の様々な場所には防犯ビデオが設置され、24時間映像を記録しています。 また鍵はセキュリティーシステムが導入され、異常があると警備会社・警察に通報されるようになっています。 なおカメラ・ビデオの映像は一か月間保存されるようになっています。